ホロスコープのDSC(ディセンダント)と7ハウスについて解説します。
コラムなので、ですます調で書きます。
DSCとはホロスコープチャートの7ハウスのカスプつまり起点のことです。
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ホロスコープのDSC(ディセンダント)と7ハウスについて解説します。
コラムなので、ですます調で書きます。
DSCとはホロスコープチャートの7ハウスのカスプつまり起点のことです。
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ホロスコープでは男性のホロスコープにある金星は理想の女性像を表すなんて言う…。
え、それだけ?
こちらの小惑星の記事でも書いたが
星には多面的な意味があるのに
恋愛についてしか活用しないなんて勿体ない!
というわけで私が提唱する新しい金星の意味を解説したい。
金星の新しい解釈、それは
金星はその人個人のナルシストポイントであるということ。
金星12星座別ナルシストポイント
金星が牡羊座の人は「元気な自分」でいることが好き。
金星が獅子座の人は「華やかでドラマチックな自分」に酔いしれる。まるで人生が一つの劇かのように感じることもある。重度の褒められたがり屋、目立ちたがり屋も多い金星星座。
自分が特別な存在になることに重きを置いている。褒め殺しにはかなり弱く、周囲の人からの評価と自己評価が連動しやすい。そこは金星天秤座と共通しているが「とにかく一番になりたい」「目立ちたい」というはるかに単純で無邪気な願望を持つ。グレなければ明るく楽しい人になる。
普段から浪費家でない人でも突然大きな出費をすることがある。チャラそうな人でも一つのことを熱が冷めることなくずっと好きでいられる継続力を持っている。
金星が乙女座の人は「クレバーで皮肉屋な自分」に酔う…。(笑)人の欠点を細かくつくのが得意で好きなので悪口の言いすぎに注意。 良い方向へ転ぶと楽しみ=知育玩具・読書となることがある知的な金星星座。
金星天秤座がいかにもな「楽しみ」つまり贅沢を好むのに対して、金星乙女座は無駄なモノにはお金をかけない。ただし自分の神経を落ちつかせるためなら高額でも出費する。つつましやかな生活の人を送っている人が多いがお金や物に関心がないのではなく好きだからこそ細心の注意を払う。その分、働き者が多く自立して稼ごうとすることが多い。そしてそんな自分て賢いでしょ、あなたたちとは違うんだからねという態度でふんぞり返る人もいる(笑)が、自分は楽しんでいいのだろうか、もっと仕事をしなくていいのだろうかいつも自問自答しているような謙虚で繊細な人もいる。
海王星・冥王星や天秤座・7ハウスの影響が強すぎなければ最も一途な金星星座。情熱はかくして胸に秘めているタイプ。
金星天秤座のナルシストポイントは人間関係の充実、第三者からみた容姿の良さ。ナルシストポイントはかなり明確だが、100%満たされることがないかもしれない。もしくは、満たされるためには、せかせかと人間関係やファッションに力を尽くす必要がある。
華やかで自己肯定感高そうな人が多いが、人からの評価が崩れると自信がなくなることも。「前髪がキマらないから今日休もうかな~」と言っていた知人も金星天秤座だった。
もともと贅沢好みの貴族気質なので浪費しても罪悪感が薄い。
また案外?人(親の貯蓄etc)のお金でも気を遣わず贅沢する。しかし金星天秤座でも出生チャートの乙女座が強いと、この傾向は軽減される。
金星が魚座の人は「愛にあふれる自分」に酔う。よって人から好かれやすい。
しかし、人からの評価のためにやっているわけではない。そこがまた独特なところ。
ホロスコープで金星魚は恋愛で夢見がちとされるが、恋人だけでなく人類全体に愛を注ぎたいような節がある。悪人も更生できると信じたい。I believe. 人やこの世界の優しさを信じたい。そしてそんな自分が好き。
*余談だが金星は甘ちゃんな星なので、ストイックで理詰めな乙女座とは相性が良くなく、フォールつまり「品位が低い」のだろう。また金星は軽く酔う意味もあるので(酩酊でなくて貴族がシャンパンを嗜む感じを想像してください笑。ちなみに酩酊状態の担当は海王星です。)現実的で批判的な乙女座とも相性が良くない。
ちなみに天秤座は金星を守護星にもつため風星座のなかではチャラチャラしたイメージがあるのかもしれない…。
因みに金星の特徴に触れている記事もあるのでそちらもぜひご一読ください。
この金星の解釈は芸能人や周りの人に当てはめてみても結構あたる。
この人の愛嬌とその根源はどこから来るのだろうと思ったときは金星星座を見るのがおすすめ。
また冒頭の理想の相手の話に戻るが
恋愛中に惹かれる相手は
男女ともに金星を見ればわかるのではないか。
金星は心地よさを表すのだから
金星の星座が表すような相手といると心地よいだろう。
好きなタイプを見るときに
男性の金星だけでなく
女性の金星を見るのもありかと思われる。
じっさい当方が観察してきた中で
自分の金星星座のような男性を好きになっている人はおおくいたが
火星星座のような男性を好きになる女性をほとんど見たことがない(^_^;)
さて話を戻して。
かつての同級生で
中学生までは知的で読書家だったのに
高校生ごろからクラスで根明なお祭り好きなポジションに
転向してしまった知人がいるが
彼女は金星獅子座だった。
月は乙女座、水星は天秤座だったから
知的で(乙女座)文章が好き(天秤座)だったんだろう。
そして彼女の中でのキラキラした自分になるためには獅子座的な存在になることが必要だったのだろう。
やはり星の影響力の凄さを感じずにはいられないのだった。
小惑星についてはまだ謎に包まれている部分が多い。
ホロスコープ作成でよく登場する小惑星といえば
キロン・リリス、4大小惑星のセレス・パラス・ジュノー・ベスタ
あとはエロスくらいだろう。
このうち惑星と同レベルに重視されるのはキロンのみで
あとは読む人によって見たり見なかったり。
他の小惑星は恋愛の二人の相性図でしか登場しないことも。(・_・;)
個人チャートでも重要な意味があるのにもったいない!
個人チャートにおいて小惑星が重要なタイプの
ホロスコープの特徴は以下である。
1.は特に珍しくないと思うのでかなり多くの人が当てはまることになる。
(すべてのアスペクトが適用されるのか?という問いに対しては、小惑星によって異なるがエロスのように影響力が弱いものは合でなければあまり作用しないと考える、と言っておく)
2.が該当する人は限られているだろう。
例えばリリスが目立つところにあったりライツと合だったりすると蠱惑的で人を魅了する人になる。
ここでそれぞれの小惑星に関する話をしよう。
リリス=エロは間違い
リリスといえば大抵エロチックな話とか恋愛の話ばかりが出てくるが
リリスの意味はその限りではない。
そういう類の本当の担当は小惑星エロスであるはずだ。
リリスを普遍的に言うと「隠そうとしても隠し切れない欲望」というのが正確だと思う。
なのでリリスと個人天体が合している人は「妖しい魅力」になりそうではあるが。
リリスの星座によってもその欲望がエロチックなものなのかそうでないのかは分かれるだろう。
あくまで小惑星エロスとリリスの意味を混合しないように。
巫女集団「ベスタの乙女たち」
ベスタが目立つ場所にあると崇拝される存在になるかも(!?)
冥王星とは直接関係ないものの(ちなみにベスタは蠍座また乙女座には関係する)
ベスタのカリスマ性は冥王星に似たものがある。
どちらも「何かを犠牲にしてでも成し遂げるパワー」
余談だが1ハウスベスタの人はカリスマも強いがナルシストも多いような。
ベスタの由来について:ベスタが表すのはよく処女性などと言われるがこの解釈は必ずしも正しくない。
ベスタの由来を考えてみれば理由は説明できる。
ローマ時代の初期に、ベスタ神殿に仕えた巫女集団「ベスタの乙女たち」が名前の由来である。
女神の力と一体化する儀式として、男性たちとの交わりを持ったいわゆる「聖なる娼婦」である。
このような歴史背景を考え合わせると、小惑星ベスタには、性に対する神聖視と罪悪感という相反する意識が内包されており、現代人にとってはすっかり乖離してしまった概念である「性」と「聖」の再統合を促す天体ではないかとも考えられる。
ベスタが強い人は時に清廉で禁欲的などと表現されるがそれは正確ではなく
清らかさも生々しさも内包して人を惹き付けるような意味合いを表現するべきである。
確かに、ベスタが強い人は実際の中身は違っていてもでも雰囲気が清純な人は多いかもしれない。
娼婦としての背景がありながらもベスタが処女性と認識され続ける所以はそこにあるのかもしれない。
余談:ベスタのあるハウスによっては「処女性」よりも「犠牲にして取り組む」という意味合いが強くなるように見受けられる。例:ベスタ4ハウス「家族に奉仕する、煩わされるような家族を持つ」、6ハウス「仕事にこれでもかというほど尽力を尽くす」など、やはり「逃れられないもの」として冥王星と働きが似ているな~と個人的には感じている。
ホロスコープの小惑星としての見方としてはベスタは(教科書的には)土星に近いと言われている。(規律と抑制)しかしベスタはそこへ更なる集中力と献身を与えるため、土星とベスタのソフトアスペクトは他のベスタの困難アスペクトを和らげる意味合いがある。
土星ーベスタのアスペクトを持つと、魚座・海王星のふらふら、天秤座の中途半端・八方美人、7ハウスの惑星により人に振り回される事象などをかなり軽減し物事を極める力が与えられる。
土星といえば困難なイメージが付きまとうが出方によってはこのような良い働きをすることもある。
キロンについて
小惑星キロンは、心の傷やトラウマ、そして癒やしを司る天体である。
前世から引き継いだポイントと一般的にいわれるが
幼少期に受けた心理的ショックを表しているという説もある。
この二つの説は全く関係ないわけではなく
月が前世と幼少期を同時に表すように
前世のトラウマ的なこと(=キロンが示していること)を
今世の幼少期でも再度体験することが多いのだろうと考えられる。
また他の人は何とも思わないようなことでも自分にとっては前世の傷だったりするので
幼少期に強くプリントされるのではないだろうか。
キロンの星座は世代的なものなので
出生時間がわかっている人はキロンがあるハウスを見るほうがより正確な情報を得られる。
結論として言いたいのは、気になったらとりあえず小惑星を出してみて損はないということ。
冒頭に個人チャートにおいて小惑星が重要なタイプを書いたが
1ハウスと10ハウスというのはあくまでその人の印象を作る部分として書いたのであり、
他にも解釈の仕方はたくさんある。
1ハウスや10ハウスに小惑星がなくてもその力を発揮している人はいる。
小惑星を軽視せずにいろいろと見てみると新たな発見があるかもしれない。
今回は星占いの中において双子座が誤解されていると感じたポイントを解説していきたいと思う。
双子座の人はもちろん他の星座の人も気になったらぜひ目を通していただきたい。
※注意書き※ここに書く双子座とは12星座の1要素としての双子座であり太陽双子座だけをさしているわけではない。ホロスコープはたくさんの要素を包括して慎重にみていくべきである。
1.中性的
占いでは双子座の人は男女ともに中性的であると言われている。
私はあえて双子座は中性的ではなく両性的であると言いたい。
この記事によると
双子座女子は「自分は「女子」に当てはまらないと思っている星座」最下位だそう。
(ちなみに下から2位はガーリーな魚座)
これは性格的に中性的とは言えないよねw
さらにこのデータだけでなく
双子座の人々を観察すると
しっかり自分の性別にアイデンティティを持っているようだ。
しかしそれだけではなく、異性の友達とも普通に仲良くできるし
確かに中性的な容姿の人も多いかもしれない。
自分の中にもう一つ性別を内包しているから
自分自身の性別を認識しやすいと表現するのはどうだろうか。
性別を認識するけど、どっちもアリ。
つまり、双子座は両性的というほうがしっくりくる。
もはや性別を超越しているという意味で中性的(無性的?)なのは水瓶だろう。
ちなみに当Blogの記事にも書いたが
ちなみに天秤座は風星座の中では一番女性的だと言われている。
2.明るい
これも、、、微妙な誤解で。
双子座は明るい面と暗い面、陰と陽を持ち合わせている。
外では笑っていても心は曇っていることもあり。
これが双子座は裏表があるとか言われる原因なんだけど
結局は
いつも自由でたいからその場その場で軽やかな態度をとりたい
という気持ちの表れ。
男性星座・風のエレメントだから湿っぽい感情を前面に押し出すなんて性にあわない。
そよ風のように軽やかに生きたいから。
双子座本人も自分を保つために裏表を作っていて
明るい仮面の下にナイーブな自分を隠していることもある。
重い空気が耐えられない脆さもある。
真実を受け入れるほど強くはないからあえて道化を演じたり嘘をついたり。
双子座は噓つきとか詐欺師とか言われやすいけど
誰も傷つけない嘘なら吐いても問題ない。
ある程度の嘘や二重人格的な態度は双子座の繊細な心を守るために必要なものだから。
3.社交的
これは一概に言えない。
例えば本人は情報収集のためにあっちこっち喋りに行ってだけなのに
周りからは社交的だと思われていたりする(風のエレメントあるある)
もちろん内向的でお喋りじゃないタイプの双子座もいる。
そういう人は何気ない一言が面白かったり突然辛口になったり
文章が得意なことも多い。ギャグを書かすと一流なイメージ。
水星に双子座があると言葉選びが絶妙だったりアイデアが面白かったりと
機知に富んでいることが多い。
4.一つのことに注ぐ集中力がない
これは……風星座全体に対する大きな誤解。
特に双子座は好きなものに対する集中力がすさまじい。
「○○しなきゃ」という強迫観念は薄いのだが
「これ、面白い」と思った時の集中力が高い。
文字を覚えたての子どもを想像すると分かりやすい。
身の周りのいろいろなことに興味を持つが
好きなキャラクターや絵本については四六時中考えていたりする。
関心のないものは一瞬で飽きるので「飽きっぽい」と称されるが
興味の対象が好奇心を満たしてくれる限りワクワクは止まらない。
堅実な目的をもって努力をする土の星座と双子座は対極だといえるだろう。
双子座は頑張らないように見えて頑張っているし
本人も無自覚で努力しているので神経が疲れたと思ったら休息をとるといい。
5.活発
双子座に対する一番大きな誤解として活発だというも特徴がある。
暗くて部屋にこもりがちだと「双子度らしくない性格ですね」などと言われるが
暗くてインドアなのもまたある意味で双子座らしいのである。
双子座という星座の年齢は学童期の児童くらいだと考えると良い。
治発な子どももいるが対照的に内向的な子どももいる。
双子座が活発であるという誤解は「子どもはみんな元気」というステレオタイプに似たものがある。
ただし、他の星座よりも明るい人と暗い人が二極化しやすいかもしれない。
また家と外で性格が真反対という人も多い。
いかがだろうか。
お茶目で知的好奇心が強くナイーブで、二面性がある双子座の魅力が伝わっただろうか。
多くの場合太陽双子座の人に当てはまると思うが
個人天体に双子座がある人にも十分有効である。
ASC双子座の人はさらに当てはまるかもしれない。
天秤座の第三デークの人や
水瓶座の第二デークの人も双子座の性質を持っているので
参考にしてみるのもいいだろう。
*天秤座の第二デークは水瓶座の性質が、天秤座第三デークは双子座の性質が流れ込んできていると一般的に言われる。また水瓶座の第二デークは双子座の性質が、水瓶座の第三デークは天秤座の性質が流れ込んできていると一般的に言われる。
論理的。知的。感情より理性。
論理的。ドライ。感情より理性。
占いで悪く言われるというのを何をもって定義したらいいのかわかりませんが 占星術で蠍座と山羊座はやや露悪的に形容されがちです。 当たってたらまあいいんですが、しかも 当たってない 。 今回は蠍座の話をします。 星占いでの蠍座の扱い 星占いやホロスコープでは 蠍座の良いところが無視さ...