ホロスコープのDSC(ディセンダント)と7ハウスについて解説します。
コラムなので、ですます調で書きます。
DSCとはホロスコープチャートの7ハウスのカスプつまり起点のことです。
DSCは牡羊座になります。
この人本人は優柔不断で優雅な人なので(ASC)
それを補えるのは多少無鉄砲でも決断力のある人ということになります。(DSC)
ASC一つにつきMCは数種類考えられることがありますが
DSCはASCが分かれば自動的に決まります。
これは理にかなっています。
自分自身(ASC)と真反対(オポジション)の相棒がDSCだということ。
補え合うことのできる関係です。
この理由からDSCは相棒、運命的な出会い、結婚相手を意味しているとも言われています。
つまりは他者とどう関わっていくのか、自身に強く影響を与える相手を表しているということ。
実際に私の周りではDSCと同じ太陽星座サインの人と結婚している人が多い。。。Σ(・ω・ノ)ノ!
しかし、ここで話が終わらないのが当Blogです。
DSCは他者ではなく自分自身であるという説に映ります。
7ハウスはもともと対人関係を表すハウスです。
7ハウスを見ると多くの場合はあなたの対人関係のアプローチ方法がわかります。(対人関係に7ハウスを全く使わない人もいますが)
パッと見の第一印象と実際に話した雰囲気ががらっと違う人っていますよね。
そのような人は単に裏表が激しいのではなく
DSCとASCのギャップによるものなのかもしれません。
よってDSCは相棒、運命の出会い、結婚相手以外にも
その人の第2印象といわれることもあります。
(MCが第2印象といわれることもありますが)
この場合は組み合わせによってギャップの大きさが変わります。
牡羊座ー天秤座は性格に大きな違いがありますから
ASC-DSC軸がここにあると第1印象と第2印象ががらりと違うことがあるでしょう。
牡牛座ー蠍座は似ているようで似ていない、似ていないようで似ている星座なのでなかなかトリッキーかもしれません。牡牛座と蠍座の視覚的なイメージはだいぶ違うけれど根っこの部分はよく似ています。
双子座ー射手座は比較的似ているところがあるので
ASC-DSC軸がここにある人はそこまで大きなギャップはないかもしれません。
(ASC双子座の人はDSCとのギャップ以前に多重人格的なところがありそうですが笑)
蟹座ー山羊座は真逆というよりはある意味もっとも対を成している「対向星座」らしい組みあわせです。母性と父性。家族と組織。ただ、真面目でしっかりしているところは共通しているでしょう。
獅子座ー水瓶座は特別な人と特殊な人という違いでしょうか、ギャップというよりも、とにかく目立ちやすい組み合わせかもしれません。
乙女座ー魚座
この軸は牡羊座ー天秤座軸並のギャップがあるでしょう。理詰めと感情。批判精神と許容。ただしそのギャップは魅力になります。
結局言いたいのは7ハウスを人に投影するのではなく自分で使うというやり方もあるのです。
あなたがDSCの星座的な人に出会うのか
それとも人と接しているときにDSCの星座的になるのか。
補足ですが、星座の変わり目にASC-DSCがある人はどちらの星座も見てみるのがいいかもしれません。
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そして7ハウスについて。
7ハウスは対人関係の傾向ややそこで経験する出来事を表しています。
対人関係と一口に言っても沢山の意味があります。
7ハウスの対人関係とはそもそも一対一の関係を表します。
この点においてホロスコープでは一部誤解が生じています。
学校・職場の付き合いなどは本来7ハウスの管轄ではないのです。本来は3ハウスの管轄になります。
7ハウスの意味は前述の通り一対一の関係。
古くは決闘・裁判、交渉などを司どっていました。
最近では文化人類学、ボードゲームそして天秤座のハウスなのでサービス業、ファッション関係にもかかわりを持つ。
つまり7ハウスに冥王星が入っていても怖がることはないです。
対人的バランスが常識的ではないとか、人間関係は過剰に干渉し、過剰に干渉されるとか言われていますががそうとは限りません。
無尽蔵なエネルギーを対人関係以外に活用したらものすごい成果を上げられるでしょう。
7ハウスは対人関係のみを表すわけではありません。
むしろ7ハウス的な他のことで冥王星の力を発散できないと
冥王星的な怖い人間関係に出会うことでホロスコープが投影されるかもしれません。
冥王星は無視できない・避けることのできない強い力を持ちますが
自分主体になることで人から受けるストレスをかなり軽減することができます。
逆に7ハウスに木星が入っていても人に依存するネガティブな生き方をしていると
人間関係は過剰に干渉し、過剰に干渉しトラブルに遭う人もいます。
実際にそのような人を見たことがあります。
ちなみに木星のアスペクトはソフトのみでした。
要するに、吉星の吉角でも使いようによっては悪く出ることもあるし、その逆もしかりです。
7ハウスがどのようであっても
他人主体にならずに自分の力で人生を切り拓いていくことが大切です。
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